『運命のボタン』
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2010/10/22
- メディア: DVD
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でもこれ、マシスンが原作であることからも分かるようにSFです。
中盤に事の真相がうっすらと見えてくると俺は喜んだけどね。こういう話は大好きです。
しかし「ミステリ好きな人は期待外れでガッカリ」「SF好きはミステリと思ってそもそも観ていない」可能性があるんじゃないだろうか。
とにかくラストまで観ても細かいところまではよく分からないです。こういうSFに関してはあまり突き詰め考えても仕方がないかもしれないけど、もうちょっと分かりやすくして欲しかったなぁ。
キャメロン・ディアスはすっかりオバサンになっちゃった。
それと“箱”を持ってくるスチュワートの顔はちょっとした衝撃です。
全体的に古いアメリカのSFドラマっぽくて何となく懐かしい感じがしました。
【俺だったら・・・】
■題名がダメだよなぁ。本は『死を招くボタン・ゲーム(原題:Button, Button)』という名前なので、そのままでもいいし、「箱」か「出口なし」がいいんじゃないだろうか。
■○○○の策略にしてはちょっと手間がかかりすぎだよね。それと誰がどういう状態になっているのか、仲間なのかそうでないのか、状況が分かっているのか分かっていないのか、それぞれの立場をもっと明確にしないと観る側はその考察ばかりに気を取られて大筋を見逃しちゃいそう。
NASAやNSAの関わりはもっとあっさりしていた方が、スッキリして分かりやすいと思う。
★★★☆☆(星3つ)