『永遠のこどもたち』
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2009/05/22
- メディア: DVD
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いやぁ、「味わい深い」というのが一番合う言葉かなぁ。
『大人には見えない“友達”がいた息子がある日、行方不明に』
これが主軸で真相を追った母親の姿を上手に描き出していると思う。「母親がなんかちょっとコワイ」と見る向きもあるけれど、愛する息子が居なくなったらむしろこうなるのが普通なように思える。居なくなった日にイザコザがあったわけだしね。
ただし惜しむらくは最後のネタバレのところで俺がある一点を理解できなかったこと(=母親が倉庫で鉄の棒を壁に立てかけたシーン)。
後でネットであのシーンの意味を知りました。これを理解するかどうかでもう全然評価が180度違うと思うよ。
もう少し分かりやすくして欲しかったなあ、と切に思う(俺の理解力が足りないせい?)。
それと“こどもたち”には最後まで納得がいかない!(内1人を除いて)イラッと来る!
あのエンディングはハッピーにも見えるけど、もうちょっとうがった見方をすれば「呪怨」系にも思えるよね。
まぁでも旦那さんが奥さんに送ったあるモノを拾ったところはちょっとジンワイきますね。
【俺だったらこうする】
奥さん、あれで俺と同い年かぁ。おばちゃんにしか見えないなぁ。できればもうちょっと若い人に演じて欲しかったけど、それじゃこの味は出ないのかな。
それとグロシーンがいくつかあるけど、あれは止めた方がいい。そうじゃないともっと多くの人に観てもらえないと思う。
★★★★★(星5つ)