『ソルト』

これ、映画館で上映していた時から結構楽しみにしていました(それでも「じゃぁ観に行こうか!」というほどではない)。
率直に言えば、俺の期待値までは達しないけれど(70%くらい)、そこそこ楽しめた、です。
やっぱりアンジー(←この呼び方をしてみたかった)はスターとしてのオーラがあるねえ。それだけでハリウッド大作を観賞した気分にさせられます。
話の内容はロシアのスパイとして疑われたCIA職員の主人公が暗躍する、というそれほど新鮮ではないネタながら、結局どっちなんだ!?ということで中盤まで引っ張り、それが分かった後は今度は「他のスパイは誰だ?」という流れに持っていっているのでそんなに間延びはしないです。でもサスペンス色はそれほど強くなく、作り手としてはアクションを観て欲しい、ということなのでしょう。ハイウェイのシーンはなかなか良かった。
展開にいろいろ無理もあるけど、まぁアクション映画なのでそれも許容範囲でどうこう言うのは野暮でしょう。俺が観たのは次回へ続く気配濃厚なエンディングだったけど、別バージョンはどういうものか気になる。

【俺だったら・・・】
■ここからネタバレです






結局主人公が改心したのは旦那さんの愛情のおかげ、なんですよね?でも幼いころから散々訓練されてきたのに、北朝鮮からの救出に尽力した、ということだけで(いや、凄いことだけど)気が変わるかなぁ。旦那の愛情がどれほどのものかあまり伝わらないから、旦那が射殺された時も我々観る側はあっさりとした感じしか受けない。
なので、「主人公を救出するために旦那は自分の体の一部を失った(目が見えなくなった、とか足を吹き飛ばされた、とか)」という設定にする。
★★★☆☆(星3つ)
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