『バッド・ルーテナント』

バッド・ルーテナント [DVD]

最近のニコラス・ケイジは『ノウイング』とか「なんだかなぁ・・・」って作品が多かったように思えるけど、このキレた刑事役はうまくはまっていると思う。「腰を痛めてる」ということがこの役にどう影響しているのか、よく分からなかったけど、「この徹底的にダメでワルで最低な奴でも、結局はひとりの人間である」ということなのかな？
それとヴァル・キルマーの使い方がもったいないようにも思える。彼のキャラはどう描きたかったんだろう？
と、いろいろいいたいことはあるけど、それを覆すくらいケイジの演技はいっちゃってました。薬物の扱い方ってホントに演技なのかなぁ、実際使用してたんじゃないの？って思えるくらい。
ただし、個人的には「シュール」と言われるような画像はほどほどにして欲しいので、イグアナ（？）目線のやつはそんなに要らないような気もする。